崩れる恋と破滅の果て
凪ひかる は、このオフィスで一際目を引く存在だった。派遣社員ながらも仕事は丁寧で、気配りができる性格。加えて、抜群のプロポーションを持つ彼女は、同僚たちから羨望と嫉妬の入り混じった視線を受けることも少なくなかった。
だが、彼女が気にしていたのはそんな視線ではなかった。ひかるが心を向けていたのは、営業部の部長である松永悠也だった。
松永は40代半ばの既婚者で、職場では厳格な指導者として知られていた。部下たちからの信頼も厚く、家族写真をデスクに飾るような誠実な印象の人物だった。だが、ひかるだけは知っていた。彼の笑顔の裏に隠された孤独を。
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二人の関係が始まったのは、ひかるが部署の飲み会で泥酔してしまった夜のことだった。
「大丈夫か? 送っていくよ。」
松永はそう言いながらタクシーに彼女を乗せ、自宅ではなく、自分が借りている会社のマンションに彼女を連れて行った。
「すみません、迷惑かけて……。」
「気にするな。ここなら誰にも見られないし、安全だ。」
優しい言葉に、ひかるは胸の奥が熱くなるのを感じた。普段は厳しい松永の顔から緊張が抜け、どこか穏やかな表情になっている。それは、彼女にとって新鮮で、そして危険なほど魅力的だった。
その夜、二人は一線を越えた。
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それから、ひかると松永は密会を重ねた。松永の妻と子供がいる家ではなく、専ら会社近くのマンションで会う日々。
「君といると、家庭のことなんてどうでもよくなるよ。」
松永のその言葉に、ひかるは自分が特別な存在になれたような気がしていた。しかし同時に、胸の奥に罪悪感が押し寄せることもあった。
彼のデスクに飾られた、微笑む妻と小学生の息子の写真。それを見るたびに、彼女は自分のしていることがどれだけ残酷なことなのかを思い知らされた。それでも、ひかるは彼を手放すことができなかった。
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ある日の夜、松永は言った。
「もう限界だ。妻とは離婚する。俺は君と一緒になりたい。」
その言葉を聞いた瞬間、ひかるの心は高鳴った。彼女の中で罪悪感よりも勝る幸福感が溢れた瞬間だった。しかし、それがどれだけ無謀な約束なのかを、彼女はまだ理解していなかった。
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松永の家庭は想像以上に早く崩壊していった。
ある日、松永の妻が会社に訪ねてきた。オフィス内は一瞬で凍りついた。妻は松永の不倫を糾弾し、ひかるの存在を名指しで非難したのだ。
「この女が、私たちの家族を壊したんです!」
同僚たちの視線が一斉にひかるに注がれる。嘲笑、軽蔑、好奇の入り混じったその目が、彼女を釘付けにした。ひかるは全身が震え、何も言い返すことができなかった。
松永は妻の言葉に応えることなく、ひかるの肩を掴んでオフィスを後にした。
「ごめん、ひかる……。でも、俺は君の味方だから。」
その言葉はもう彼女の心に響かなかった。ただ、ひかるは自分が全てを失ったことを理解しただけだった。
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それから間もなく、ひかるは会社を辞めた。松永もまた、降格処分を受けた末に自主退職を余儀なくされた。
二人は一緒にいることを選んだが、生活は想像以上に苦しかった。松永は再就職に苦戦し、ひかるもまた派遣社員として細々と働く日々。
ある夜、松永は酒に酔った勢いで怒鳴りつけた。
「お前がいなければ、俺の人生はこんなことにはならなかったんだ!」
その言葉に、ひかるの中で何かが崩れた。彼のために全てを犠牲にしたはずだったのに。自分が何を信じ、何を得ようとしていたのかも分からなくなっていた。
彼女は泣きながら部屋を飛び出し、夜の街をさまよった。
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その後、ひかると松永の関係は自然と終わりを迎えた。松永は再び妻に復縁を求め、家族の元に戻っていった。
ひかるは一人、狭いアパートの中で過去を振り返る。抜群のプロポーションも、彼女の笑顔も、今は何の価値もないように感じられた。ただ、自分の愚かさを後悔しながら、虚無感に苛まれる日々を過ごしている。
彼女の中に残ったのは、失ったものへの後悔と、取り戻せない時間への絶望だった。
ただ心を埋めるのはセックスしかない。別の不倫相手の家にいく。
凪ひかる は狂ったように爆乳をふりみだす。
「ひぁぁっ!ああぁっ!イクのが、止まらないよぉぉっ!」
まるで連続した絶頂を繰り返しているかのようにビクビクと身体を震わす。
「はぁ、はぁ、はぁん……あふ……ん……」
やがて落ち着いたらしくぐったりとベッドに横たわる。
「あはぁ……凄いぃ……」
凪は蕩けた顔で呟いた。
「でもまだ足りないの……ねぇ、もっとして……?」
「ああ、いいぜ。」
俺は再び凪に覆い被さる。
今度は優しくキスをしながら胸を揉むと、すぐに甘い吐息が漏れ始めた。
「んふぅっ!ちゅぷ、れろっ、んくっ!」
舌を絡め合い唾液を交換し合う濃厚なディープキスだ。
凪は積極的に舌を伸ばしてきて俺の口内を犯していく。
歯茎や上顎などを舐められるとゾクッとした快感に襲われる。
凪も気持ち良いのか時折ビクッと身体を震わせていた。
しばらくお互いの口内を犯し合った後、どちらからともなく唇を離した。二人の舌の間に銀色の橋がかかる。
凪はトロンとした表情でこちらを見上げている。頬は上気し、目も潤んでいるためとても色っぽい。
俺はそんな凪を見下ろしつつ彼女の豊満な胸に手を伸ばした。両手で鷲掴みにして柔らかさを楽しむかのように揉みしだいていく。
凪は恥ずかしそうにしながらも抵抗することなくされるがままになっている。
しばらくそのまま胸を愛撫していたが、やがてゆっくりと手を下の方に移動させていった。お腹を通り過ぎ、下腹部へと到達させる。そこは既にびしょ濡れになっていた。
凪は脚をモジモジさせながら何か言いたげにこちらを見ている。
俺はニヤリと笑い、そのまま割れ目に沿って指を這わせていった。そして一番敏感な部分に触れる直前で手を止める。
すると凪は物欲しそうな目でこちらを見てきたが、すぐに顔を逸らしてしまった。
どうやら自分からおねだりするのは恥ずかしいらしい。
そこで俺は一度手を離すと、凪の耳元に顔を寄せ囁いた。
凪はビクッと身体を震わせるが、それでも何も言わない。
俺は再び手を下腹部へと持っていき今度は焦らすようにゆっくりと動かしていく。そしてついに指先が割れ目に触れた瞬間、凪の口から甘い吐息が漏れ始めた。
そのまま何度か往復させた後、今度は中へ指を入れるべく力を入れていく。するとヌルリとした感触とともに簡単に飲み込まれてしまった。中はとても熱く、まるで別の生き物のようにうねっている。
俺はゆっくりと指を動かし始めた。最初は浅く出し入れするだけだったが徐々に深くしてゆき、最終的には根元まで完全に挿入した状態で指を動かすようになった。
凪はその度に身体をビクビクさせ感じている様子だった。やがて凪の口から切なげな声が漏れ始めると、そろそろ頃合いだと思い再び耳元で囁く。
そして一気に凪の弱点を責め立てた瞬間だった! ビクンッ!!っと大きく仰け反ると凪はそのまま絶頂を迎えたようだった。
そしてぐったりとしている凪に覆い被さるようにしてキスをする。舌を絡ませ合い唾液を交換し合う濃厚なものだ。凪も積極的に応えようとしてくれているようで、時折自分からも絡めてきたりする。
しばらくお互いの口内を犯し合った後、どちらからともなく唇を離した。二人の間には銀色の橋がかかる。
「はぁ……はぁ……」
凪は大きく肩で息をしながら呼吸を整えようとしているようだったがなかなか落ち着かない様子だった。
「大丈夫か?少し休もうか?」
俺は心配になり声をかけるが、凪は小さく首を横に振っただけだった。そして潤んだ